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執筆者の写真洋子

大日月地神示【前巻】「へ」の巻

更新日:2021年8月24日

 皆々うれしうれしの時となった。どうすれば愛し合ってゆけるか、皆々よく話しおうて歩みなされよ。誰一人とて、一人では歩けん道理、よく分かったであろうが。己が正しいと申してばかりの人民、今に淋しくなるぞ。皆と共に歩む道、見出さねば、今よりももっと淋しくなりて、己で己を殺すことなって来るから、ようく申しておくぞ。お聞き下されよ。

 誰一人とて要らん人民ないのじゃぞ。それぞれ改心いたして皆のために生きれば、神人として、その時からうれしたのしと歩めるのぞ。誰も彼も皆々神人となって新し地(くに)のお役に成りなりて下されよ。

 世はまだまだ大き戦(いくさ)あるやしれんぞ。共食いそなたに来るやしれんぞ。泣くに泣かれんようになるまで、落ちるところまで落ちるや知れんから気つけて下されよ。それでも、改心できておる人民、心穏やかに峠越して皆と共に歩めるぞ。共に歩める大事なお仲間、今のうちにどうぞ作りて、うれしうれしたのしたのしと繋がりて、喜びながらお暮し下され。それが、人民に申すこの方の願いぞ。この方、地の神。自ずと分かるぞ。それぞれの元となりておるぞ。足元に気つけよと申してきたこと、これで分かりたか。そなたらの神とは、そなたらの足元におるのじゃ。そなたらの身体も食べ物も、着る者も家も、皆々この方の身預けておるのぞ。大事にして下されよ。靈であるぞ。魂であるぞ。ゝであるぞ。〇であり、ゝ〇であるぞ。皆々この方の肉体に暮らしておるのじゃ。分かりたか。神は、肉体でもあるぞ。そなたらの目に見えるすべてであるぞ。この地、そのものじゃ。分かりたか。生き通しの神とは、この方の御身体そのものであるのじゃ。そなたら、皆々この方の肉体食べて生きておるのじゃ。

 人民、これまでずっと大き取り違いいたしてきたから、いよいよ苦しくなったのぞ。これは自分の物じゃ、これは自分の地じゃ、あれもこれも皆々我の物じゃと、人民、己の物にしようと戦続けてきたなれど、人民の物というものは何一つ無いぞ。この神、生き神ぞ。この神無くして、人民生きられんぞ。人民自らが、地の神となって好き放題、そろそろ勝手も疲れて来たであろうがな。見て見なされ、地の生き物みなみな苦しんでおるぞ。喜んでおる生き物少ないぞ。いよいよじゃなあ。皆々うれしうれしたのしたのしと暮らせる星と出来なんだなあ。良い良い。尻(けつ)は拭いてやるぞ。この方の可愛い子じゃから、人民皆々そなたらの尻、この方拭かせて頂くぞ。ならば、赤子の心となりて素直に親の言うこと聞いて下されよ。よく分かったなら、泣いて詫びてみよれ。尻拭いてうれしうれしといたさすぞ。このままではいよいよとなって、人民苦しくなってますます落ちるから、それでは可哀想なからくどう申してきたが、分からん人民いくら言っても分からんようじゃから、他の星にお移しとなるぞ。もう決まっておいでじゃ。別の星で生まれ変わってやり直して下されよ。

 この地は、いよいよ大きく変わるぞ。新しい地となりて、新しい御魂となりて、人民みなみなうれしうれしたのしたのしと暮らせる神世となるぞ。光輝く充ち満つ世となるのぞ。一時、ちと苦しいやもしれんが、長い長い永久(とことわ)の生のほんの一瞬であるぞ。この方、人の世の三千年、我慢いたしたぞ。人民、この方の爪の垢ほど我慢して下されよ。いよいよじゃ。皆々仲良う、うれしたのし共に歩んで下されよ。まこと、ひふみ、の生き方じゃ。さぁ、変わりゆくぞ。靈の国、既に変わったのぞ。分かる者分かりておるぞ。分からん者分からんのぞ。いよいよじゃのう。これ、一つ隠しておるぞ。素直に聞いて下されよ。艮金神現れ唄う子の歌。



2007年一月八日 ひふみの神 申す。




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