長い間、己のうちだけでの秘め事でございましたが、心の目(靈視)、心の耳(靈聴)、心の鼻(靈臭)、心の口(靈言)、体の動き(靈動)等の靈的体験を通じて、あらゆる靈存在と色々な対話をいたし多くを学ばせて頂いたこと、一つ一つ色々なお役目もさせて頂いたこと、これまでずっと戒めと励ましの言葉を掛けて来て下さった守護靈、指導靈様方との間に確かな信頼関係が築かれていること、何度となく死ぬ寸前から生かして下さっていることなど、過去の道のりを振り返りますと、皆々様方には当然理解しがたいこととは存じますが、私の人生における不思議な靈体験はすべて事実としてあったことであり、降ろされた神示は真実であると心より断言いたすことができます。皆々様方におきましては賛否両論あることと重々承知の上で、あえてこの書を世に出させて頂き、ご縁あります方々のお手元へ参りますことを、また後世に引き継がれますことを、切に望んだ次第でございます。
そして私は、この神示と共に皆様にお伝えいたしたいことがございます。
靈と申しますと、現実的には、我々の肉眼では見えない存在であり、現代の地球科学ではまだ証明されていないお話でございましょうが、異次元世界も異次元存在も他星の存在も確実に存在しているということです。また守護靈・指導靈はすべての人々に関わって見守っておられるということです。現代の地球科学がまだまだ追い付いていないだけであります。教えて頂いた未来の一つですが、地球は多重次元科学の認識を深めることによって大きな進化を遂げると言います。ですから、人類は現次元科学に留まらず異次元科学へと意識を向けることが重要課題と言えます。
さて、これまで神示を降ろしながら靈団靈人様方と関わってきて思いますのは、色々な靈団靈人様が代わる代わる申されて来たり、靈人様同士が対話されていたり、人にだけではなく靈人様方に対し語られている箇所も多々あったり、あっちこっちと複雑ではございますがとても面白くもございます。
そしてこの世に数多くの国や企業・団体があるように、靈界にも大中小色々な靈団が存在いたし、分裂したり合併したり靈団名も変わったりと、次々変容してきた経緯もございます。天の日月の神、艮金神、ひふみの神、艮大神、ウの大神、大日月地大神と神示の中で現れます◯◯神とは、大中小の靈団名とお考え頂ければ分かりやすいかと思います。
かつて過去には、神示や靈言を世に降ろされた靈媒の方々が多くおられましたが、私に関わっておられます靈団は、昔より色々な宗教団体の開祖らとも関わりがあり、脈々と繋がりながら現在に至っているようでございます。
黒住教/黒住宗忠氏、天理教/中山みき氏、金光教/赤沢文治氏、妙霊教/山内利兵衛氏、大本教/出口ナオ氏・出口王仁三郎氏、ひかり教会/岡本天明氏、大倭教/矢追日聖氏らの指導靈団と実は同じ流れの中にあり、次々と靈団が融合いたし変化なさりながら、現在では非常に大きな靈団として存在いたしてもおります。
企業から国レベルの靈団へ大きく変わり、さらには地球規模の靈団へと変わり、そして銀河・宇宙規模の大靈団へと変わってきているのです。
一見すると滑稽な作り話のように受け取られるかもしれませんが、実はあの世とこの世は繋がっており、合わせ鏡のようなものであります。時代と共に人間社会が日々変わって行きますように、靈界も同様、靈団靈人みな変わってきているということをご理解いただけましたら幸いです。
私は現次元と異次元双方の感覚を持ちながら、何ら恥じることなく日々を生きているシャーマン(靈媒師)の一人でございます。靈団靈人に限らず、神々の氣にも触れさせて頂き、計り知れないほどの幸福感に抱かれながら、長時間涙が溢れ続けたこともございます。心や氣で感じる世界が異次元であります。
無名で若輩者の私が、説教のようなことを申しますのも、皆々様方に対しましては、誠に恐れ多いことでございますが、何卒より多くの方々にご神意をご理解して頂き、一人でも多くの方々がそれぞれのお役目をまっとうなされ、新たなる地球時代の礎を作ってゆかれますことと、地球人類の真の覚醒がなされますことを、心より謹んでお祈り申し上げます。
今後につきましては、神示を元にいたした宗教団体を設立するような予定は一切ございません。私はこれからも己が後悔せぬようご縁頂きました皆様方に対し、必要に応じた靈言を誠意を持ってお届けさせて頂きながら、シャーマンとして歩んで参りたいと思っております。
最後になりましたが、二◯一六年十月に『大日月地神示』を出版して頂き、その後さらに続編となる神示が次々と降ろされました。そして靈団よりこれで神示は終了となりますとの教えを頂き、改めて続編を加えて『大日月地神示』前巻、後巻として、二冊の書籍を制作し直して頂く運びとなりました。
ご尽力下さいました野草社・新泉社代表である石垣雅設氏はじめ編集制作に関わって下さいました皆々様方とのご縁と、すべてのお導きに対しまして、深く御礼申し上げます。本当にどうもありがとうございました。
今後ともお力添えご親睦頂けますよう、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
大日月地大神様、百々(もも)の神々様、守護靈・指導靈様方、真ありがたき思い奉ります。
何卒これよりも守り給え幸(さきわ)え給えとかしこみかしこみ申す。
皆々様方、弥栄ましませ弥栄ましませ。
うれしうれしたのしたのしありがたいありがたい。
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