愛から離れた理解はない。
善から離れた真理はない。
種が無ければ、芽は出んのが道理じゃ。
人間の智で分からんことを迷信じゃと申しているが、
神界のことは神界で無ければ分からんのじゃ。
分からんのが人間なのだから、神を求めれば良いぞ。
学にとらわれてまだ目覚めん。
氣の毒がウヨウヨじゃ。
氣の毒じゃなぁ。
人間は靈人の入れものになるからこそ養われているのぞ。
人間にはすべて、靈が憑いておる。
邪靈か、先祖靈じゃ。
神の靈が懸っておる者もおるぞ。
宗教を信じておらん者も、皆憑いておる。
自分は何も憑いておらんと思っておるだけじゃ。
憑いておる靈は、その靈の望むように人間を導く。
邪靈は、慾を満たすために、その慾で動きそうな人間に憑く。
恐れのエネルギーを求める邪靈は、
恐れやすい人間に憑いて、ますます恐れるように刺激する。
金の慾にとりつかれた先祖の邪靈は、その人間の慾を刺激する。
権力欲、承認慾、破壊慾など、すべての慾は邪靈を呼ぶぞ。
何も憑いておらん人間はおらん。
おったとしたら、その人間は迷いと混乱ばかりの人生じゃ。
人間は、靈人の入れものと申した。
愛、喜びの人間となれば、邪靈は居心地が悪くなるのじゃ。
光の靈、神の入れものになるために、磨けと申す道理、分かったか。
成長して行くのじゃ。
血は愛によって生きる。
血の中に愛の氣をたたえた人間は身体中に愛が行き渡る。
愛に満たされた人間に喜びが湧きおこる。
愛は喜びによって生きる。
喜びのなき所に愛はない。
御魂のないところに生命は栄えん。
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