理屈は一方的なもの。
どんな理屈でも成り立つが、
理屈ほど頼りないもの、力にならんものないぞ。
大宇宙の理が神というエネルギーの御働き。
人間の理屈と宇宙の理を、よく見極めねば間違うぞ。
とらわれてはならんぞ。
他の為に苦労することは喜びじゃ。
全体のために働くことは喜びじゃ。
それが光の生命の御働きぞ。
誰にでも重荷を負わせてある。
重荷があるからこそ、風にも倒れん。
夢があれば、心は弾むであろう。
目標があれば、それに向かって進むであろう。
責任がありば、それを全うしようと思うであろう。
責任とは重荷でもあれど、
自由裁量を与えられたということじゃ。
夢や重荷がなければ、あちらへふらふら、こちらへふらふら。
迷いばかりとなり生きがいのない人生ぞ。
この道理、涙で笑って汗で喜べよ。
重い荷もあれば、軽い荷もある。
今蒔いた種が今日や明日には実らん。
早く花が見たい、実が欲しいと思うから焦る。
焦りは我そ。
人間の近慾と申すもの。
神の大道に生きて実りの秋を待てよ。
自分の蒔いた種は、愛をもって育ててやると必ず実る。
磨いた実魂で作り上げたこの世の種を誰も横取りはできん。
天の光と地の恵みで花が咲く。
花が咲けば、香り立つ。
香りが立てば、自然と虫たちはやってくる。
実がなれば、鳥たちもやってくる。
その実は、多くの生き物に命を与える。
その実は、次の種を宿す。
天地との大和合じゃ。
その恩寵は、万倍になってそなたに返るであろう。
未来に燃えつつ現代に燃えよ。
神相手に悠々と天地を歩め。
重荷に喜べよ。
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