心は草にも木にも石にもある。
切り取った草や花に愛の言葉を語りかければ、長持ちするであろう。
天にまたたく星にもあるぞ。
水晶は鉱物の中でも波動が高く、植物界に近いのじゃ。
水晶のお役目は、鉱物界から植物界へとエネルギーを伝えること。
それで植物界のエネルギーを安定させておる。
植物は自身の靈的エネルギーを拡散できる。
それを動物界や人間界が得ておる。
動物界のエネルギー、人間界が発散する慾や感情のエネルギーは、
漂いながら大地に入る。
鉱物界、植物界から発されるエネルギーは、
光のエネルギーじゃ。
されど人間界が汚して、マイナスのエネルギーを大地に返しておる。
天災や地変は、大きな肉体の応急処置の現われ。
地震や噴火は、溜まった氣を吐き出す現象じゃ。
その氣は大気に融け、宇宙に広がり、めぐり、
いろいろな氣と混じり合い、浄化され、地上に戻って来る。
このようにして、地球は自分の病気直しをしているのじゃ。
天災というものを部分的にとらえて、
人間を苦しめているように思ってはならんぞ。
一日一度は便所へ行かなならんであろうがな。
そのための大峠じゃ。
ひずみが起こっておるぞ。
人間界だけが宇宙のエネルギー循環と進化の波に乗っておらん。
すべては進化の方向へ進んでおるぞ。
分かってくれよ。
進化へと生きよ。
本来、エゴは肉体が生き延びるために必要なものじゃ。
食べねばならん。
蓄えねばならん。
守らねばならん。
じゃが、夜の時代と闇の氣で、
エゴが働かんでもよいところまで働くようになったのじゃ。
心の中の中心に、悪は入れん。
周辺部の中に、エゴは存在すると申した。
エゴからくる智の中に悪が入るのじゃ。
人間の心の中に悪も善も入るぞ。
鉱物、植物の意識には悪はない。
人間の悪のエネルギーが入ると、草木は枯れ、鉱物には氣が滞る。
人間には善も悪も入るからこそ、
これは善じゃ、これは悪じゃとわかるのぞ。
人間の自由意志はそこにある。
自由なければ発展無いぞ、弥栄無いぞ。
靈を信じる者は、
神との語らいや自分の魂の探求をする。
肉を信じる者は、
肉体と語り、肉体の健康を考える。
靈と肉の両方が必要じゃ。
身魂じゃ。
どちらか一方では喜び無いぞ。
人間そのものから湧き出づる喜びは無いぞ。
よく心得なされよ。
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