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執筆者の写真洋子

よひとやむみな 黄金の巻 平等愛は差別愛

いくら腹が立っても、怨みは怨み。

「それでは理屈に合わん」と申していると飛んだ目にあうぞ。

己の心に悪の芽を育てるからぞ。

今までの教えでは成り立っていかん。


平等愛とは、差別愛のこと。

もともと人間は御魂の質が違う。

血の系統と魂の系統があると申したであろうが。

そのうえ、この世に生まれたお役も違う。

生まれた後の環境も能力も違うであろうが。

それを考えずに一切平等というのは、

悪平等じゃと申すこと、分かるであろう。

平等愛とは、神の意識に立って世界を愛の目で見ることじゃ。


それも分からぬ人々の「公平」と言う声にだまされるなよ。

人間は不足があると不公平じゃと申す。

足りておれば、他の人間が不公平でも口を閉ざす。

公平じゃと申しながら、影で不公平を作る者もある。

考えを改めよ。



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