家が治まらんのは女が出るからぞ。
出るなと申しておるのではない。
外に意識が行き過ぎておると申しておるのぞ。
家が治まるということは、
家の中に信頼と慈しみの気が満ちておることじゃ。
女の心が安らかで暖かくあればそれがかなう。
その氣が満ちれば、
家の者は愛に満たされ、活力が生まれるぞ。
その氣があることで、女は感謝されるのぞ。
家は女が中心ぞ。
されど支配ではない。
支配は悪じゃ。
支配すれば家ではなくなる。
牢獄ぞ。
女が外で仕事をしておっても、
家に明るい氣を生み出せる女もおるであろう。
そのような女は仕事でも地域でも和することができる。
そのような女の周りに人が集まるのじゃ。
女よ、夫を立てよ。
立てるとは下になることではない。
支配と服従ではないと申したであろう。
立てることは活かすことぞ。
励ますことぞ。
育むことぞ。
育み合うことぞ。
それが家族の調和となり、それぞれの力が発揮できるということぞ。
女にしかできんことじゃ。
天界に住む者、
ひとり一人の力は弱いが、和すから無敵ぞ。
幽界に住む者、
ひとり一人の力は強いが、孤立するから弱いのぞ。
今の世は、幽界の世。
女の真の目的を思い出せ。
本来の力を出せ。
愛の力を出せ。
さすれば、多くの者の意識も調和へと向かう。
女は男を立てろ。
男は女を敬え。
仲よく和してやれと申す道理分かったか。
そなたは何万年の源から生まれた結果であるぞ。
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