与えられた使命を果たすには、心も身も清めねばならん。
清めには五つの行がある。
それを書き知らせるぞ。
ひとつめは省みること。
次に次にと進まず、立ち止まってかえりみてみよ。
エゴで動かされておった自分に気づくであろう。
そなたたちの意識が周辺にある限り、
エゴは止まれん。
頭も身体も口も耳も、常に動かそうとする。
そうすれば、省みる時間は無くなる。
悪の仕組みは、人間を止まれんようにすることぞ。
次は恥じること。
素直になれば、自分が未熟であったと分かり、慎み深くなるであろう。
それに抵抗したくなるのはエゴじゃ。
エゴは「我よし」を守りたいという慾で動くのだから、
慎み深くなることを嫌がる。
恥じること、慎み深くなることは、
エネルギーが無くなることじゃと信じておるからじゃ。
エゴのささやく声に耳を貸してはならん。
次に悔ゆること。
省みれば「我よし」では、うまくいかんかったことが分かるであろう。
どこかにしわ寄せがいってしまったことで分かるであろう。
それを悔ゆるのじゃ。
悔ゆることは自分を罰することではないぞ。
罰してはならん。
罰は人間の社会が作ったものじゃ。
神は罰など与えん。
静かに悔ゆれば良い。
悔ゆることで同じ間違いをしなくなれば良いのじゃ。
次に畏れること。
神の力と働きを知ると畏れるようになろう。
人間の知恵や力では成しえぬことに、神の働きがあると分かる。
人間だけでは種ひとつも作れん。
雨も降らすことはできん。
大いなる力を持つ神を畏れることじゃ。
はかり知れぬ力を恐れるほどに尊ぶことじゃ。
勘違いするな。
ただし、自分の中に、いつの間にかやってくるエゴの支配には、
恐れることが大切じゃ。
エゴに支配されると神とのつながりが切れ、
邪霊がつながろうとすると申した。
それを恐れよ。
自分は大丈夫などと慢心せんことじゃ。
最後は、悟ることじゃ。
神と人とが共に生きること、
現界に神の世を作ること、
神人がその住人となる世を作ることが、
何十万年もの間の人間の使命であったと悟れよ。
そのために与えられた生命だと悟れよ。
現界は神だけでは何もできん。
人間だけでも何もできん。
神と人とが、共にその使命を生きることしか成せん。
目の前のものをよく見なされよ。
そこに神の働きがあることを学べよ、悟れよ。
悟るために理解が要る。智が要る。
それを求めよ。
この五つの行をして、みそぎ祓いを実践せねばならん。
伝えるお役の人間よ、
今の世に、良きように説いて伝えてくれよ。
先ず七人、それぞれが七人に伝えたら、
四十九人、そして三百四十三人、
そして二千四百一人の信じる者を早くつくれよ。
信じる者は光ぞ。
それが出来たら神の足場が出来る。
信じる者が現れたら、
まずは、各々が自分の生まれた土地の神様に感謝するように伝えよ。
次に信じる者同士で、
自分の暮らしておる国の神様に感謝せよ。
世に光が来るぞ。
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