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よひとやむみな 青葉の巻 五つの清め

執筆者の写真: 洋子洋子

更新日:2024年1月6日

与えられた使命を果たすには、心も身も清めねばならん。

清めには五つの行がある。

それを書き知らせるぞ。


ひとつめは省みること。

次に次にと進まず、立ち止まってかえりみてみよ。

エゴで動かされておった自分に気づくであろう。

そなたたちの意識が周辺にある限り、

エゴは止まれん。

頭も身体も口も耳も、常に動かそうとする。

そうすれば、省みる時間は無くなる。

悪の仕組みは、人間を止まれんようにすることぞ。


次は恥じること。

素直になれば、自分が未熟であったと分かり、慎み深くなるであろう。

それに抵抗したくなるのはエゴじゃ。

エゴは「我よし」を守りたいという慾で動くのだから、

慎み深くなることを嫌がる。

恥じること、慎み深くなることは、

エネルギーが無くなることじゃと信じておるからじゃ。

エゴのささやく声に耳を貸してはならん。


次に悔ゆること。

省みれば「我よし」では、うまくいかんかったことが分かるであろう。

どこかにしわ寄せがいってしまったことで分かるであろう。

それを悔ゆるのじゃ。

悔ゆることは自分を罰することではないぞ。

罰してはならん。

罰は人間の社会が作ったものじゃ。

神は罰など与えん。

静かに悔ゆれば良い。

悔ゆることで同じ間違いをしなくなれば良いのじゃ。


次に畏れること。

神の力と働きを知ると畏れるようになろう。

人間の知恵や力では成しえぬことに、神の働きがあると分かる。

人間だけでは種ひとつも作れん。

雨も降らすことはできん。

大いなる力を持つ神を畏れることじゃ。

はかり知れぬ力を恐れるほどに尊ぶことじゃ。

勘違いするな。

ただし、自分の中に、いつの間にかやってくるエゴの支配には、

恐れることが大切じゃ。

エゴに支配されると神とのつながりが切れ、

邪霊がつながろうとすると申した。

それを恐れよ。

自分は大丈夫などと慢心せんことじゃ。


最後は、悟ることじゃ。

神と人とが共に生きること、

現界に神の世を作ること、

神人がその住人となる世を作ることが、

何十万年もの間の人間の使命であったと悟れよ。


そのために与えられた生命だと悟れよ。

現界は神だけでは何もできん。

人間だけでも何もできん。

神と人とが、共にその使命を生きることしか成せん。

目の前のものをよく見なされよ。

そこに神の働きがあることを学べよ、悟れよ。

悟るために理解が要る。智が要る。

それを求めよ。


この五つの行をして、みそぎ祓いを実践せねばならん。

伝えるお役の人間よ、

今の世に、良きように説いて伝えてくれよ。


先ず七人、それぞれが七人に伝えたら、

四十九人、そして三百四十三人、

そして二千四百一人の信じる者を早くつくれよ。


信じる者は光ぞ。

それが出来たら神の足場が出来る。

信じる者が現れたら、

まずは、各々が自分の生まれた土地の神様に感謝するように伝えよ。

次に信じる者同士で、

自分の暮らしておる国の神様に感謝せよ。


世に光が来るぞ。



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