よひとやむみな 雨の巻 五恩

大峠とは、銃を消すことじゃ。

悪の仕組みで作った組織の上下を無くすのじゃ。

新しき元の生命となるぞ。

神の心になれば、誠が分かる。

誠とはマとコトだぞ。

真の言葉ぞ。

神と人間が同じになれば、神代じゃ。

神は隠身に、

人間は表に立ってこの世を治めるのじゃ。

雀の涙程の物を取り合って、何して御座るのぞ。

自分の物だとまだ思うておるのか。

御恩とは五つの恩。

いただいている御恩を返さねばならん。

火、風、水、土、神、五つじゃ。

このことをよく考えて、間違わんようにしてくだされ。

この巻は雨の巻。雨降って地固まる、雨の巻じゃ。地を固めよ。

次々に知らせるから、

身魂相当に選り分けて、知らせてやってくれよ。

わたくしは、お役の人々みなに喜びや幸せを与えたいのじゃ。

人間みなにそれぞれに喜びを授けたいのじゃ。

待たれるだけ待っているのぞ。

自分ひとりでの手柄は悪じゃ。

分け合ってやれよ。

手を取り合ってやれよ。

石もの言うぞ。

隠された秘密が出てくるぞ。

神の仕組みが世に出るぞ。

神の仕組みが出てきたら、

今まで見えてきたものが変わるぞ。

幾通りもの見え方ができるようになるぞ。

人間の見え方がどんどん深まるのじゃ。

広がるのじゃ。

五つの色の七変わり八変わり、九十々て、

百千万の神の世、弥栄、神々の世、栄える。

ああ、すがすがし、ああ楽し。