よひとやむみな 空の巻 神の御試し
- 洋子
- 2022年9月11日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年1月4日
これから夜の人間の学や智を頼りにしてきた者は、何も出来んことになる。
学や智では何も解決できんと申した。
今に世界から本当のことが分かって来て、慌てても間に合わんことになる。
今のうちによく肝に入れておけよ。
この道には、色々と神の御試しがある。
我の程度を試すのぞ。
どれだけ磨けておるかを試すのぞ。
腹が立ったら、
我が怒っておると思え。
傷つけられたら、
我が傷ついて、悔しがっておると思え。
それはすべて、磨けておらんから起こる感情じゃ。
外に恨みを持つようではならん。
磨いておれば、反応しなくなるぞ。
それが神の試しぞ。
乗り越えるのじゃ。
されど乗り越えて、慢心するとすぐひっくり返るぞ。
慢心は我よし、我正しじゃ。
満足もエゴじゃ。
考えでは分からん。
素直であれ。
素直に振り返れ。
中心に戻れ。
無垢であれ。
純粋無垢、結構ぞ。
学問の世は済んだ。
学者は閉口するぞ。
商売の世も済んだぞ。
商売人も閉口するぞ。
金もうけの世は終わるぞ。
ここは大切なところであるから、
しっかりと肝に落ちるように何度も申しておくぞ。
世の中の偉い人には、なかなか理解できんことじゃ。
耳も傾けたくないであろう。
されど身魂の因縁ある人間には、「なるほど」とすぐ分かるのじゃ。
九の花咲けば皆よくなるのぞ。九の花中々ぞ。
苦から花咲かせよ。
心が晴れんと花は咲かん。
晴れた空には蝶も舞うぞ。
咲かせた花に蝶が止まるぞ。

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