この巻、秋の巻。
今は冬の前の秋晴れ。冬支度せよ。トンボに氣を取られるな。
靈線をつなぐ
神との靈線は、胸腺で繋がっているのであるから、
その胸の奥へ、奥へと進んで行けば、
そこに新しき広い世界が大きく開けるのであるぞ。
瞑黙や瞑想の時間を取ると、だんだんに分かってくるであろう。
目を閉じ、中今に意識を向けてみよ。
心が静まったら、胸の奥に意識を向けてみよ。
胸の奥に入ってみよ。
そこに中心がある。
その中心は、すべてとつながる場。
そこに我は入れんぞ。
されど、無理に入ろうとすると、我がイメージを勝手に作って惑わすぞ。
心を無にすることじゃ。
その中心に入れば、何もないがすべてがある場と分かるであろう。
自分を無くすのではなく、高く深くする場であるぞ。
立体を感じる場ぞ。
その意識を大事にせよ。
自分の深いところに、尊いものがたくさんある。
幽界と靈線を繋げば、自己愛となる。
自己愛で終わってはならん。
自己愛を広げて行けば、みなを含む大きな自己愛となり、
天国と靈線がつながり、全ての者への真愛と現れる。
喜びも二つある、三つあるぞ。大歓喜は一つ。
その中に自己愛と真愛があるのぞ。
大歓喜に溶け込め。
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