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執筆者の写真洋子

よひとやむみな 秋の巻 対価の枠

更新日:9月19日

自分が生んだもの、自分から湧き出るものは、いくら他に与えても無くならん。

与えよ。

与えて無くなるものは、自分のものではない。

無くなると思うのは、形だけ見ているからじゃ。


自分が生んだものとそう出ないものを分別してみよ。

物は無くなるであろう。

金も無くなるであろう。

自分のものではないからじゃ。


知識、知恵、時間、労力、技術、すべて失うと思うておるから、

対価を払わせようとする。

人が喜ぶ言葉さえ、出し惜しみする者が多いぞ。

「対価」という枠を外してみよ。


与えたことで、どれほどいただいておるか氣づけよ。

外側からだけを見ておると分からんぞ。


与えよ。

与えて、与えて、いただけよ。

本質は無限に拡がるぞ。

与えるほど神から与えられるぞ。

井戸の水のようなものじゃ。

神の仕組みぞ。



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