低い世界は、戒律がなくてはならん。
人間の頭で戒律と秩序と法則をゴチャ混ぜにしておるぞ。
戒律は、罰を設けて縛ること。
罰がないとできん人間の世界が、低いのじゃ。
秩序がなければ、人間は勝手なことをして
社会は混乱すると申しておるが、その発想も低いのぞ。
秩序という名のもとの戒律で、縛っておるではないか。
家庭も教育も、子どもたちを立体に成長させるのではなく、
秩序ある行動をするように、罰を設けて調教しておる。
おかしな社会だと思わんか。
規則や法律の多さは、世界の低さを物語っておる。
法則は、本来変えられない大宇宙のルール、
大自然のリズムじゃ。
その法則から離れた規則は要らんぞ。
今の世は、秩序を求めながら、戒律を作っておる。
法則を無視して、勝手な規則で人間を縛る。
人間の肉体は、自然のリズムに合った生活をすると
健康を保てるようにできておるのじゃ。
腹が減っておらんのに、時間が来れば食べておる。
頭も身体も休息の時間になっておるのに、運動しておる。
「国民のため」と言いながら、誰かにとって都合の良い社会。
それに氣づかず、金のためじゃと申し、
せっせと適応しようとする羊たち。
目に見えぬ戒律で、自分の心も縛っておるぞ。
秩序は、調和と共にあるものぞ。
身魂の磨けたやまとの民は、遺伝子の中に愛と調和があるから、
戒律は要らん。
秩序は、おのずと生まれる。
法則は、宇宙だけに存在する。
宇宙は法則に則って常に変化しておるであろうが。
誰もその法則から逃れることはできん。
法則を無視した歪んだ社会で不調が起こっておろうが。
ひずみが起こっておるのが分かるであろうがな。
戒律は、人間社会では法律となり、
縛らんでもよい者も縛っておる。
外からの戒律や秩序が必要なのは、獣人間だけじゃ。
この世は、獣人間、人間、菩薩が共存しておる。
人間は、この地球に立体、立立体として存在しておる。
それを一様に法律で縛るのは、悪平等ぞ。
戒律、法律で縛らんでも調和できる人間を育てられんのは、低い社会ぞ。
平面と立体をゴチャにするのと同じ、迷いの道であるぞ。
氣をつけてくだされよ。
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