宇宙は、御霊、真、愛との現われ。
真と愛のエネルギーで動く。
御靈、愛、真、善、智であるが、
愛と真ではない、愛真でもなく、善智でもない。
大宇宙の神々のエネルギーは、
愛という波動と真という波動じゃ。
この二つの波動が溶け合い混ざり合って
善が現われ、智が現われる。
それが喜びのエネルギーとなって働く。
その中心に御靈が加わって、
天国を栄えさせる生命となるぞ。
人間はもともと神の子。
本来、愛を持ち、真がある。
その二つの力が、善を成そうとする意識となる。
その意識が、智への探究心となる。
その人生は喜びとなろう。
それは人間の中に、
神の御靈があってこその働きなのじゃ。
愛があっても真を大切にせねば、それは愛ではなくなる。
すると善は生まれず、智は歪められる。
ゆえに愛のみというものはない。
真のみというものもない。
真のない愛も、愛のない誠も、神から離れることぞ。
愛と現われ、真と現われるのであるぞ。
愛には真が隠れ、
真には愛が隠れ、
その奥に神の御靈があるのじゃ。
人間は親を父と母とに区別しておるが、
母と現われるとき、父はその中におり、
父と現われる時、その中に母がおるのであるぞ。
何れも「親」のくくりの中におるのであるぞ。
目に見える父となり、母となりして現われるのじゃ。
愛と真、善と智と区別して説かしておいたが、
神の御靈が分からねばならん。
神の御靈の働きがあることを忘れてはならん。
その奥に、その神よりもっと大きな神の御靈があることを、
理解せねばならんぞ。
男の魂は女、女の魂は男と申してあろう。
人間の目に「愛」と映るものは外の愛。
「真」と映るものは外の真。
外は見えているものにすぎん。
自分の内界から見れば、現実界は陰の世界ぞ。
幻の世界ぞ。
幻影ぞ。
内にある愛と真を感じよ。
御魂に意識を向けよ。
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