よひとやむみな 白銀の巻 小さな自分から大きな宇宙へ

小の中に大あるぞ。

小さな一人の御靈のなかに、大きな御靈あり。

無の中に有がある。

見えぬものの中に、次元を超えた有がある。

ものが小さければ小さいほど、

清ければ清いほど、

ますます内には大きなものがある。

ますます純粋なものがあるぞ。

人間の肥大したエゴやカルマや要らぬ智や学を取り払い、

ますます小さな中心へと向かえば、

それはますます清くなり、

そこに大きな力があるのじゃ。

大きな宇宙があるのじゃ。

それがそなたの中に在る神。

神はそなたの中にあるが、

外にもあると申してあろうがな。

有無をよく見てくだされよ。

愛はそのままでは愛ではない。

愛そのものは無ぞ。

真はそのままでは真ではない。

真そのものは無ぞ。

善はそのままでは善ではないぞ。

善そのものは無ぞ。

智はそのままでは智ではないぞ。

智は無ぞ。

御魂を入れて、結んで解けて喜びとなるのぞ。

ヨロコビが生命。

宇宙の全ては声明であるぞ。

喜びぞ。

そなたが喜びを求めるのは、神の子の証ぞ。