だました岩戸からは、だました神が出てきて、嘘の世となった。
嘘の世では、
だましてうまく事が運ぶと思う人間が増えるぞ。
嘘やごまかしがまかり通る世ぞ。
この道理分かるであろう。
政治もだまし合いじゃ。
商売も客もだましておろうが。
身体によいとだまされて、
おかしな薬や食べものを摂っておるではないか。
教育も子どもたちに本当のことを伝えておらん。
だまし方を教えておる。
教育ではなく調教じゃ。
男も女もだまし合っておろうが。
だますとは、心と口と行がそろっておらんことぞ。
だまされておることも分からず、
真実じゃと勘違いしておる人間、多いのぉ。
誠を知ること、
誠に生きることはそれほど嫌か。
何を恐れておるのじゃ。
だまされておることも知らず、
上の者や多数になびく人間がなんと多いことか。
責任逃れをしておるつもりか。
これまでニセ神やら、だました神やらで、
次々に五度の岩戸閉めとなったのじゃ。
こうして神と人間とのつながりが切れてしまったのじゃ。
世界の中心はやまとの地。
神の意識と身体の国ぞ。
神のおひざ元ぞ。
おひざ元で神とまつろう人間を増やし、
地場を固めなならん。
何も分からん無茶苦茶な者が偉そうな名の神懸かりをして、
何も知らん人々をたぶらかしておるが、
今にしっぽを出して来るぞ。
化けの皮がはがれるぞ。
その前に考えを改め、神の道に従っておくれ。
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