次には神との交わりぞ。
交流、和ぞ。
これまで知られなかった驚きと大歓喜が生まれるぞ。
神との結婚による絶対の大歓喜。
神が靈となり、花婿となる。
人間は、早嫁となる。
天の氣は、上から下へ流れると申した。
男の氣は、能動的な氣ぞ。プラスぞ。与える氣ぞ。
神が与えるのぞ。
女の氣は、受容的な氣ぞ。マイナスぞ。受け入れる氣ぞ。
人間は、花嫁となって氣を受け入れるのぞ。
受け入れるためには、神に自分を明け渡さねばならん。
女は、受け入れる肉体を持っておる。
男は、自分の内なる女の魂を成長させよ。
花婿は、花嫁に与えるであろう。
花嫁は、それをありがたく受け入れるであろうが。
神へ明け渡せよ。
神は父であり、母であり、花婿ぞ。
この花婿は、いくら年を経ても花嫁を捨てはせぬぞ。
永遠に続く結び、結婚じゃ。
何ものにも比べることのできぬ驚きぞ、喜びぞ。
花婿殿が手を差し伸べているのに、なぜ受け入れようと思わんのか。
神は理屈では分からん。
神を理解しても交わらねば、神と解け合わねば、真理はわからんぞ。
なんとすばらしいことかとびっくりする仕組み。
神と和合し、結ばれた大歓喜は、死を超えた永遠のものとなる。
消えざる火の大歓喜。
これが誠の信仰、神は花嫁を求めておるぞ。
早く神の懐に抱かれよ。
大宇宙に融けいれよ。
それでも躊躇しておる人間よ、
何が止めておるのか、己の心の内をよく見てみよ。
恐れと疑惑が人間の智をまとって、そなたを縛っておろうが。
他人事のように神と距離を置いておろうが。
今までの夜の時代の習慣じゃ。
だましの世で慣れ親しんだ疑いの反応じゃ。
陽は上っておるのに、まだ眠るつもりか。
目覚める人間は増えておるぞ。
進化に遅れるぞ。
獣人間で人生を終わらせるなよ。
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