世界をひとつにするのであるから、王はひとりじゃ。
動きは、二つでないと動かん。
意識エネルギーの動きと、それが作り出す道の動きじゃ。
動いて和す。渦を巻きながら、弥栄えるぞ。
和すから弥栄えじゃ。和せばひとつ。
意識のキ、道のミとなるのじゃ。
自分と他との境界を作ってはならん。
境界を作るのではなく、
おのずからできる自他の別を生み出さねばならんぞ。
人間の自他の区別は心から起こる。
自分のものじゃと思うから、奪われまいと他との境界を作る。
自分とは合わんと思うから、他の者が近寄れんように境界を作る。
他に振り回されたくないと思うから、境界を作る。
この境界は、己を守るためぞ。
獣の縄張りぞ。
人間としての軸ができておらんから、境界が要るのじゃ。
軸ができたら、意識した境界は要らんぞ。
健康な境界が自然にできるのぞ。
波動が違うから、自然な境界となるのじゃ。
軸を持てよ。
そなたの中心に軸ができるぞ。
身魂を磨くと軸を感じるようになるぞ。
身魂の声を聴きながら、行ができると、それは天地を結ぶ軸となる。
その中心はそなたぞ。
そのような人間が集まって、世界一家ぞ。
健康な境界が重なり合って、ひとつぞ。
蜜柑に学べ。
世界一家のやり方、間違えてはならん。
それぞれの言い方はあれど、真の言葉はひとつじゃ。
不足は不足を生むぞ。
口を慎めよ。
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