親は子に捧げるからこそ、子が親になれる。
そなたが赤ん坊のままであったら、出来んことぞ。
お尻を出す者があっても、決して怒ってはならん。
子のお尻だと思って、きれいに拭いてやれよ。
お尻を出されるのは、出されるだけのわけがあるからぞ。
そなたの内に映っているものがあるともうした。
右の頬をたたかれたら、相手に映った自分が何であるかさとれよ。
利子は後から支払えば良いと思っているが、
先に支払うこともあるぞ。
それは損じゃと申して、我よしに走るではないぞ。
世が迫って来ると、先にお尻を拭かねばならんことも出て来る。
後で神が、そなたのお尻をきれいに拭いてくださるぞ。
ぶつぶつ申さずに、勇んでやってくだされよ。
得るよりも、与えることに心せよ。
与えることは、いただくことじゃ。
与えさせてもらう感謝の心を持てよ。
強く押すと強く、弱く押すと弱くはね返ってくること、
よくわかっておろうが。
自分のものというものは、何ひとつ無いこと、
良く分かっておろうが。
Comentários