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執筆者の写真洋子

よひとやむみな 春の巻 放すと摑む

ものは放すからこそ摑める。

摑めたら放すという者は多いが、放す方が先じゃ。

固く握っておっては、何も摑めんであろうが。


戸を閉めておってはならん。

扉を開けておけと申してあろうが。

摑んでおることに氣づかず、「分かっておる」と申しておる者ばかりじゃ。


人を摑み、富を摑み、立場を摑む。

目標を摑み、正しさを摑み、恐れや怒りを摑んでおる。

すべてはこだわりじゃ。

こだわりは摑む状態ぞ。


着物を脱いで裸となることは辛いであろうが、

脱がねば新しき着物は着られんぞ。

夜の時代の古い着物を脱げよ。

自分を縛る古い信念という帯を溶けよ。

鎧を脱げよ。

裸になってみよ。


幼子は裸になると、喜んで走り回るであろうが。

裸になって喜べ。

神様も裸になって、そなたを抱いてくださるぞ。

今までの重荷は、そなたたちに様々な力を与えたであろう。

もう下ろしてもよいのだぞ。

重い石で作ったタクアンは美味しいのであるぞ。




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