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よひとやむみな 春の巻 夫婦は天地

  • 執筆者の写真: 洋子
    洋子
  • 2022年10月3日
  • 読了時間: 3分

出足の港は夫婦の理からじゃと申してあろう。

それが真理と申してあろう。

これが乱れると世が乱れるぞ。

神界の乱れ、イロからじゃと申してあろう。

男女の道を正さん限り、世界はちっとも良くならん。


男は天ぞ。

女は大地ぞ。

天と大地は、働きが違うであろう。

大地が、天の働きをしようとはせんぞ。

天が、大地の働きをしようとはせんぞ。

それでは生命は生まれん。

生き物は育たん。

すべては乱れ、この世は荒廃じゃ。


天と大地が信頼し合い、それぞれの働きを成し、融合することで、

すべては光輝くのぞ。

すべては生命するのぞ。


天は、大地を従わせようとはせんぞ。

大地は、天を操ろうとはせんぞ。


今の世の様を見てみよ。

早く考えを改めてくれよ。


和は力ぞ。

育て合えよ。

光を当てよ。


外からの愛、内からの愛、

身魂を磨いたと申しても、

むやみに腹が立ったり、悲しくなったり、悔しくなったりするのは、

まだめぐりあるからじゃ。

めぐりの靈界との因縁が切れておらんからぞ。


靈界の因縁を切るには、本来の愛を養わねばならん。

夫婦は命がけで、お互いに築き合わねばならんぞ。

夫婦愛は最初からあるのではない。

築き上げるものぞ。

生み出すものぞ。

夫婦愛が育てば、子どもは愛を感じて育つ。

家庭は、夫婦愛が先じゃ。

お互いに愛が育てば、生きとし生けるものへの愛が育つ。


多くの人間が愛を感じるのは、外からの刺激じゃ。

愛しい人を見れば、内から愛情が湧くであろう。

美しい花や景色に出会えば、内から愛情と喜びが湧くであろう。

されど、これらは外からの刺激で、内から湧く感情ぞ。

愛情ぞ。


愛情と愛は違う。

情を絡ませるな。

絡ませると愛着が深まり、そのうち執着となる。

執着は、束縛を生む。

束縛は、恐れからくる。

それは悪じゃ。

もはや愛ではない。


されど、もうひとつの愛がある。

純粋な愛は、外の刺激に関係なく湧きおこる。

内に愛をたたえておる人は、外の世界で何を見ようと、

その愛の源泉が絶たれることはない。

純粋な感情はみな同じじゃ。


怒りや恨みは、外に対象がある。

誰かに対する怒りや恨みは、外の刺激からの反応じゃ。

誰もおらんのに恨みが自然に湧くことはないであろう。

愛も外の対象がなければ湧いてこないなら、それは純粋な愛ではない。

刺激に対する反応としての愛情は、心の周辺で起こる。

周辺で起こったものは、二極の思考を生む。

愛か憎しみか。

愛の裏に憎しみが生じるのじゃ。

愛に疲れると、何かのきっかけで憎しみとなり、

憎むことに疲れると、愛に変わる。

眠っておる人間は、毎日それを繰り返す。

そしてゴモクが溜まる。


身魂を磨くということは、

源泉にある純粋な愛に氣づき、それを解放することじゃ。

されば、そなたの中にこんこんと静かな愛のエネルギーが湧いてくるであろう。

何もなければ、憎しみは内からは湧きおこらん。

何もなくてもあるのが愛じゃ。

内側の愛に意識を向けよ。

内なる純粋な愛は常にあるぞ。


内にある愛をはぐくむことが夫婦愛となる。

それは夫婦お互いだけに限らず、

すべての世界に愛のキが広がるであろう。


それをつくり出すのじゃ。

築くのじゃ。

そこに尊さあるぞ。

喜びあるぞ。


左には宗教、右には芸術、

神にまつわる心と、人間が作る芸術じゃ。



 
 
 

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