よひとやむみな 岩戸の巻 神憑り
- 洋子
- 2022年8月14日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年9月18日
人間同士の戦や天災ばかりで、
今度の岩戸をひらくと思っていたら大きな間違いじゃ。
戦や天災で解決するような簡単なことではない。
あいた口がふさがらないことになって来るのだから、
早く御魂磨いてくれよ。
恐いものなどないようになっておってくれよ。
肉体の恐さではないぞ。
タマの恐さだぞ。
タマの恐さとは、震え上がるような恐さだぞ。
見たことのないような地獄絵ぞ。
タマの戦やわざわいとは、見当がつかんであろう。
心配するなと申しながら、
怖がらせているように人々は思うなれど、
真実を伝えねばならん。
身魂が磨かれれば、恐れを遠ざけることができるぞ。
中心に戻ることができるぞ。
中心に座し「そら来たか」と思い、慌てぬことじゃ。
それが真理を通した生き方であるぞ。
真通理(まつり)が第一。
自分の勝手な考えではならん。
宇宙の理が第一だということを、分かっておくれ。
神の御言に耳を傾けよ。
神懸かれるようにならねばならん。
神懸かりと申しても、そこらに御座る天狗やキツネや狸憑きではない。
誠の神懸かりであるぞ。
誠の神懸かりは、神殿という磨いた身魂の中に神が鎮ま理、
神と人と、ともに生きることぞ。
神と人の意識がまつろい、身体を使って、地上に天国を作ることぞ。
花も種だけでは咲かん。
太陽と雨と風があって、芽が出て花が咲くぞ。
香りが広がるぞ。
実がなるぞ。
人も同じじゃ。
神と調和して、神の御代を作り上げるのじゃ。
人も神の世界が分かるようになる。
神だけでは、地上に天国を作ることはできん。
今の世を見れば分かるであろう。
太古の人間は、それをしておった。
そこに帰るのぞ。

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