よひとやむみな 岩の巻 仏魔

神の国は元の気の国、

星々の民の国とは、生まれが違うと申したであろう。

神の国であるのに、人間は目先の慾に目がくらんでしまい、

渡って来られんものが渡って来て、無茶苦茶に致してしまっているのに、

まだ目先の慾にとらわれたことばかり申しているではないか。

あまり分からねば、分かる様に致すぞ。

眼の玉飛び出すぞ。

国を開いてから仏魔が渡って来て、分からんことにされているであろうがな。

仏と仏魔は違うのぞ。

仏にとらわれ、それが修行の妨げとなり、

魔に等しき存在になってしもうておる者、

自分の宗教や教義にとらわれすぎて、

人々のことより、己に集う者たちのことばかり考えておる者、

仏の名を使って政をし、人心を操る者、

それが仏魔にとらわれた者たちぞ。

五度の岩戸開きを、一度にせねばならん。

生まれ赤児の無垢な心で、神示を読んでくれよ。

星々の民の言うことをまともに聞いていたら、

尻の毛まで抜かれてしまうから、

気をつけよと申していたのに、

今の有様は、その通りではないか。

まだまだ抜かれるぞ。

身魂磨きや神国の在り方に早く気づき、

守りを固めておかんと、まだまだ苦しいことが起こるぞ。

じゃと申して、神の計らいを延ばさねば、助かる人間はおらんし、

少しは神の心も察してくだされよ。

申すことをよく聞いて、素直にいたされよ。

神頼むぞ。

いよいよ時節が来た。

何と申しても時節にはかなわん。

時の神様にはかなわんから、神示通りになって来るぞ。

心さっぱり洗い晴らしてしまって、

物慾も支配慾も承認慾もさっぱり手放し、

洗い変えして、神の御言葉に生きてくれよ。

尊になるぞ。靈ぞ。ミコト結構ぞ。

神ひらき、結び人睦び、展きにひらき続く道ぞ

ひふみ、よろず、ち、ももの道なり、むすび出ず

仏、耶、その他の神々ひらき成り

正し、交わり、融（とか）しひとつの神国と、出で睦（むつ）び開く

地上天国にひふみ、正しきは出で

ひらき、輝き、いきし、弥栄の神々揃う

元津神の道ひらき、鳴り成りて

更にひらき、極み続く歓喜の大道

真理輝き、渡り出ず

神、人、動、植、鉱、もろもろの道なりて展き

極みつくる所

太神、百々の神、世になり極む

世に満ち、弥栄の大道、神代に続く

正しき神の善き戦の道

神国は真理真愛、神の大真（おおきまこと）と出でそむ

富士の仕組み、鳴門の仕組みの火水道

分からんうちに分かってくれよ。