よひとやむみな 天つ巻 尊ぶ
- 洋子
- 2022年7月23日
- 読了時間: 1分
更新日:2023年6月28日
遠くて近いは男女だけではない。
神と人、天と地、親と子、食べる物も遠くて近い。
されど、分けて考えてはならぬ。
すべてがつながり、すべてが影響し合っておる。
神を粗末にすれば、神に泣くぞ。
土を尊べば、土が救ってくれるぞ。
尊ぶことを今の人間は忘れておる。
神ばかり尊んでもならん。
何もかも尊ぶのじゃ。
そうすれば、すべてが味方ぞ。
敵を尊べば、敵が敵でなくなる。
いつまでも敵だと思えば、
勝っても負けても同じことの繰り返し、
堂々巡りの人生よ。
それを望んではおらんであろう。
そのために生まれてきたのではなかろう。
曇った目で見ておるから、敵にしか見えん。
過去に曇った目を、今だに持っておるから変わらん。
すべては動いておる。
すべては変化しておる。
すべては進化しておる。
それは人も同じこと。
人間がなかなか進化せんのは、曇ったまま、何世も生きておるからぞ。
曇りを取れば、敵という幻想から目覚めるのじゃ。
目覚めれば、敵ではなくなるぞ。
この道理、分かったか。
人間には、神と同じ御魂を授けてあるのだから、
磨けば神になる。
進化の方向は神ぞ。
天つ巻、曇りを取れば天晴れる。

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