生むということは、自分をより良く成長させること。
ひとつ生むことは、そなたがひとつ殻を脱ぎ、前の殻を捨てることじゃ。
そうすれば、波動が変わり、次元が上がる。
蝶を見れば、そこに成長と変容が見て取れるであろう。
周りの世界が変わることも分かるであろう。
いも虫の時は、いも虫の世界。
さなぎの時は、さなぎの世界。
蝶になれば、蝶の世界じゃ。
生むことによって、自分が平面から立体になる。
毎日一生懸命に掃除していても、どこかにゴモクは溜まっておる。
きれいだと思い、ほこりがあると氣づかん者は多い。
まして掃除せん心に積もっていることぐらい、
誰にでも分かっておるであろうが。
大病にかかると、借金してでも名医にかかるのに、靈的大病は知らん顔で良いのか。
心の空洞に満たされぬ氣持ちは、靈的病ぞ。
信仰を得て、靈的に病気を治すのは、一瞬ではないぞ。
奇跡的に治ると思うのは、間違いぞ。
世界には奇跡的に治す人間もおるが、
その御魂が生まれる時の課題じゃ。
意識がどのように力があるかを、
人間はどのように生きるべきかを、
知らせるために生まれてきた。
役目じゃな。
それを見て自分もできると勘違いする者、
自分も治してもらいたいと走る者、
その人間を神のように崇める者、
その心が我ぞ。
自分が元ぞ。
掃除には、時間も手数も要る。
自分に時間や手数を与えることを躊躇するな。
デカイいも虫で人生を終わるな。
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