すべては新しく、その日その日に生まれ来る。
毎日が新しい日。
日を決めて、神殿を守りなされ。
そなた自身にある神殿ぞ。
そなたの心と身体が神殿ぞ。
その神殿に神が宿る。
神殿は聖なる場所。
神殿を守るためには各月の日を決めて、そなた自身を振り返り、
エゴで穢れておらんか確かめなされ。
時の神ほど恐い神様はおられん。
時節の神様、時代の神様ぞ。
時の神様は、何があっても待たれん。
放たれた矢を止めることはできん。
そなたたちが、その日その日を新しく始まる日として、
毎月の神殿守りを習慣にすることで、時の神様とのご縁ができる。
いい加減にして
昨日と同じような氣持ちで、日を送ってはならん。
朝になれば、すべてが新しいのじゃ。
太陽も木々も草花も、刻々と新しく変化しておろう。
人間も同じ。
それに氣づきなされ、感じなされよ。
頭でわかることと、感じることは全く違うぞ。
感じられんようになったら、災難が及ぶぞ。
そなたも日々、新しいそなたじゃ。
形だけつくろってもならん。
日々、心を込めよ。
それを習慣とせよ。
わたくしとて、時の神にはかなわんことがあるのだぞ。
何事も焦らず、時を大切にしておくれ。
炒り豆にも花咲くような奇跡が起こるぞ。
この世では時の神様、
時節を忘れてはならん。
「時は神なり」ぞ。
神殿はそなたぞ。
時節を、季節を大切にして暮らせよ。
旧暦の新年を祝えよ。
ただし、食べ物、着る物、形式にこだわるな。
氣持ちを新たにすることが大切じゃ。
彼岸の日は、陰陽転ずるのだと意識を向けよ。
何事もその時節がくるのじゃ。
時過ぎて、種を蒔いても役に立たん。
身魂を清める種を蒔くのは今じゃ。
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