御魂ばかりでもならんし、頭や身体ばかりでもならん。
身体の中心に神の御靈があるのが、誠の神の民の姿。
元の神国の民は、
神の心を中心に据えた肉体を持っておったが、
御魂が神国と切れ、頭脳と肉体が、外の国で栄えて、
どちらも半身となってしまった。
よく考えてみれば分かるであろう。
御魂も半身、身体も半身、
御魂と身体とを合わせて、まことの神の代に致せるのじゃ。
今の戦は、御魂と知識・学問との戦い。
科学の進化は生活を便利にしたが、
人々を幸福にしたのではない。
幸福になるのは神との調和ぞ。
神の教えぞ。
心の進化ぞ。
神の最後の仕組みと申すのは、知識・学問に御靈を入れること。
それが神を入れることじゃ。
神のない科学で世界は穢れる。
科学のない御魂では、現実界の繁栄はない。
知識・学問も半分、御魂も半分。
どちらもこのままでは立ち行かん。
神と調和した科学の発達が、新しい御代の科学。
神の心を入れた科学が生まれるぞ。
よく心に刻んでおいてくれよ。
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