この神示は、人間ばかりに知らせておるのではない。
神々様にも知らせねばならん。
なかなか大層なことじゃ。
一二三(ひふみ)の仕組みとは、永遠に動かぬ道のこと。
人には見えぬ火と風と水のエネルギーによって、生み出される仕組み。
それは留まることなく循環し、宇宙を進化させる仕組みじゃ。
その仕組みが不変の生きる道となる。
三四五(みよいず)の仕組みとは、目に見える御代が現れる仕組み。
一二三から三四五が生まれる。
常に元となるものは、見えない世界で起こっておる。
見えるものは、すべて結果ぞ。
「御代出づ」とは、
神の御代になるための出来事が、現象界に起こること。
この世を神の国に練り上げる始まりぞ。
身魂を磨いた人間が、
神をまつったら、
神と調和したら、
三四五の御用にかかる。
そのつもりで用意しておいておくれ。
わたくしは、世界中の神も人間も獣も草木もかまわねばならん。
御役はいくらでもあるぞ。
神様は人間と同じ数だけある。
そなたたちそれぞれに神をつけるから、早く身魂を磨いておくれ。
ひとり一人に磨けただけの神をつけよう。
天が晴れた後には、世に残る功績となろう。
この世始まって以来、起こったことのない今度の岩戸開き。
これからがいよいよぞ。
とんだ所にとんだ事が起こるぞ。
それらは、みな神がさせておる。
よく氣をつけておれば、先のことも分かるようになる。
太古の神代に返すと申すのは、たとえ話ではない。
太古の神代と申しても取り違いするな。
今の人間が思って要るような原始の時代ではない。
美しい神代ぞ。
ますます神の力が烈しくなる。
今の世は、人間の思う通りにはなるまい。
逆立ちしているからぞ。
頭で考え、頭で生きているからぞ。
本来は、身魂で生きるのじゃ。
頭はそのために使うのじゃ。
頭に頼るな、身魂に聞け。
世界同時に神の氣の国にかかって来る。
一時は潰れたようになり、もうかなわんというところまでになる。
「神はこの世におらんではないか」と人々が申すところまでむごいことになる。
されど、外の国が勝ったように見えるときが来たら、
神の代が近づいたと思えよ。
Comments