それぞれの御靈は上、中、下の三段に分かれておる。
それは、優劣ではない。
それぞれの役目であり、違う働きじゃ。
人の身体もそうであろう。
呼吸や血を司るところ、消化を司るところ、排泄を司るところ、
上中下とそれぞれの役目を持っておろう。
それぞれが助け合い調和せんと、働かんようになっておろう。
神界も同じじゃ。
神の代となったら、
その御靈のお役目通りに生きることになるから、
面白いように事が運ぶようになる。
今でも人々が神心になったら、なんでも思う通りになる。
今の人間は、目先の慾ばかり追っておるから、心が曇って分からんのじゃ。
これからの戦は、神力と学力、科学のとどめの戦。
宇宙の進化を促す神の力と、
人間の頭で進んだ科学との最後の戦いぞ。
神の力が、九分九厘まで負けたようになった時、
誠の神の力を出して、グレンと引っ繰り返し、神の代にするのじゃ。
神国のてんし様が、世界丸めて治める代となる。
天地神々様にお目にかけるぞ。
世界を治める王の光が、世界の隅々まで行き渡る仕組み、
三四五(みよいず)の仕組みぞ。
岩戸開きぞ。
いくら学がある、科学が発達しておるともうしても、
百日間、雨降らすことは出来まい。
百日ともうしても、神の目からは瞬きぞ。
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