よひとやむみな 上つ巻 神をまつろう
- 洋子
- 2022年7月11日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年5月9日
今度の御用は結構な御用。
いくら金を積んでも、因縁のない者に御用はさせん。
今に御用させてくれと金を持って来る者が折ろうが、
神の御用は金ではない。
慾にまみれた汚れた金は御用にならん。
邪魔じゃ。
何もかも神がするから慾を出すな。
誠のものを集めるから何も心配するな。
日々に分かって来る。
あとしばらくぞ。
素直な人間には、楽しく楽な暮らしをさせるから心配するな。
気の毒が出るぞ。
神の用意は済んでおるから、人間の用意を早くしてくれよ。
用意して、早くまつってくれよ。
家の中に神をまつることではないぞ。
そなたの心の中に、神がまつろえる場所を作れということぞ。
神をまつろうとは、神が心地よく鎮まれる場を作るということじゃ。
心を静め、目を閉じて迷走してみよ。
そなたの胸の奥に神聖なる場所がある。
そこは、そなたの御魂の場所であり、神や宇宙とつながるところ。
しばらくそこに意識を置き、その静けさを味わえ。
やがて、神の気が心に満たされて来るのを感じるであろう。
その状態を常とすると、神とともに生きることができる。
神のエネルギーと調和することができる。
それが満たされた心じゃ。
それをしっかりと味わえ。
これが神の神殿を心に作ることぞ。
そのために身魂を掃除しておらんと神は入れん。
「富士は晴れたり、日本晴れ」と申すことが段々分かって来るぞ。

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