これからがいよいよの時。
残る者の身も一度は死ぬことがある。
死んでからまた生き返り、生まれ変わる。
今のままだと生き残るものは二分。
日本の国民同士が食い合うぞ。
取り合うぞ。
殺し合うぞ。
先の大戦のことだけではない。
外国へ逃げていく者も出て来るぞ。
神にしっかりすがっておらんと、何もかも分からんことになるぞ。
子は親にすがるであろう。
子は親が守ってくれると心から信じるであろう。
子は親の言うことを素直に聞くであろう。
子にとって親の愛が一番じゃ。
人は神の子。
愛ある親を子が全身全靈で信頼するように神を信じよ。
神に頼れよ。
それがすがるということじゃ。
神とともに生きるということじゃ。
常に磨いた身魂には、神とそなたとが共にいる実感が湧くであろう。
されど氣をつけよ。
神にも善い神と悪い神とがある。
人は良いことが起こると、善い神に祝福されたと言い、
災難が起こると、悪い神に罰せられたと勝手に言い出すが、
その考えを改めよ。
親が叱ると鬼じゃと申しておる子と同じぞ。
善い神か悪い神かは、身魂が磨かれると分かるようになる。
雨の日は雨、風の日は風ということじゃ。
それが天地の心。
天地の心を早く悟ってくだされ。
嫌なら嫌で他に替わりの身魂がある。
嫌ならやめて結構じゃ。
神は無理には頼まん。
そなた自身がどう生きるのか、決意するときぞ。
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