よひとやむみな 上つ巻 決意せよ
- 洋子
- 2022年7月11日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年5月15日
これからがいよいよの時。
残る者の身も一度は死ぬことがある。
死んでからまた生き返り、生まれ変わる。
今のままだと生き残るものは二分。
日本の国民同士が食い合うぞ。
取り合うぞ。
殺し合うぞ。
先の大戦のことだけではない。
外国へ逃げていく者も出て来るぞ。
神にしっかりすがっておらんと、何もかも分からんことになるぞ。
子は親にすがるであろう。
子は親が守ってくれると心から信じるであろう。
子は親の言うことを素直に聞くであろう。
子にとって親の愛が一番じゃ。
人は神の子。
愛ある親を子が全身全靈で信頼するように神を信じよ。
神に頼れよ。
それがすがるということじゃ。
神とともに生きるということじゃ。
常に磨いた身魂には、神とそなたとが共にいる実感が湧くであろう。
されど氣をつけよ。
神にも善い神と悪い神とがある。
人は良いことが起こると、善い神に祝福されたと言い、
災難が起こると、悪い神に罰せられたと勝手に言い出すが、
その考えを改めよ。
親が叱ると鬼じゃと申しておる子と同じぞ。
善い神か悪い神かは、身魂が磨かれると分かるようになる。
雨の日は雨、風の日は風ということじゃ。
それが天地の心。
天地の心を早く悟ってくだされ。
嫌なら嫌で他に替わりの身魂がある。
嫌ならやめて結構じゃ。
神は無理には頼まん。
そなた自身がどう生きるのか、決意するときぞ。

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