死んで魂に目覚める者と、生きていても死んだように生きる者がおる。
戦だけでなく、殺さねばならん人間は、
どこまで逃げても殺さねばならん。
生かす人間は、どこにいても生かさねばならん。
闇の力は、まだまだ手ごわい仕組みをしておるぞ。
神の国日本は、千切りと申してあるが喩えではない。
いよいよとなったら、誠の神が神力を出して、
人間では計り知れんような事を起こしてみせよう。
上下引っ繰り返して、永遠の神代に致すのじゃ。
細かく説いてやりたいなれど、
細かく説かねば分からんようでは、神国の民とはいえんぞ。
神の民には、細かく説かんでも分かる身魂を授けてある。
人間社会の価値観にとらわれてくれるなよ。
大きい目で見てくれよ。
枠にとらわれておると、分かるものも分からん。
ゆえに、身魂を磨いてくれと申しておるのじゃ。
物差しを手放して、澄んだ目で見よと申しておるのじゃ。
それとも幽界人並みにしてほしいか。
己の価値を認めさせ、鼻高になりたいか。
金がなければ動かんか。
恐れに取り込まれて、様子見をしたいか。
神を疑い続けたいか。
我よしの安定にしがみつきたいか。
自身の神以外には耳を傾けんか。
これらは、周辺部のエゴに取り込まれた慾ぞ。
中心に入って、これらの慾を観察してみよ。
みな 、闇が作った仕組みの社会の中で作られた考えじゃ。
身魂が曇ったと申しても、これではあまりであろうがな。
そなたたちの心にあるいろいろな慾を見てみよ。
恐れを見てみよ。
中心から観察してみよ。
それらが心を鎖のように取り巻き、
自分自身の御魂が見えんようにしておることがわかるであろう。
枠を外せ。
枠は、今までの人生で刷り込まれた価値観や物差し。
それが我よし、我正しの基準となる。
それらの枠でがんじがらめになっておる。
枠が身魂を曇らせるのぞ。
枠が自分を縛るのぞ。
まずは枠を探せ。
感情に意識を向けよ。
枠が刺激されると、感情が湧くから分かるはずじゃ。
枠のある印じゃ。
枠を探せ。
見つけたら、中心に戻れよ。
それがそなたが本来おる場所ぞ。
人の多く住む場所、火となるぞ。
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