いくら金を積んで神の御用をさせてくれと申しても、
いくら学や智があるから、お役をさせてくれと申しても、
因縁のある人々、御用する人々は決まっておる。
因縁のある人々にしかできんことじゃ。
因縁のある人は、どんなに苦しいお役でも心が踊る者じゃ。
心が踊るから辛くない。
それが因縁のある印よ。
魂職というものじゃ。
因縁がなければ、何かがあると理屈をつけてやめてしまう。
因縁がなければ、自分の思うようにしようとし無理を言い出す。
そのような人間に使う時間はない。
わたくしは、因縁のある身魂に小さい病治しや按摩の真似はさせん。
大きな病、人間の曇った魂を直させるのじゃ。
神が因縁のある身魂の心の扉を開くのだから、
人間の考えで人を集めないでおくれ。
神がそれを開くのだから、
用意のできた人は、やってくるようになるぞ。
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