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執筆者の写真洋子

よひとやむみな 上つ巻 ゴモク

更新日:2023年4月18日

ゴモクは穢れ。

ゴモクは曇り。

「我」の意識から来るエゴじゃ。

内に溜まった怒り、不満、恐れ、恨み、すべてゴモク。

内から湧き起こる「我よし」「我正し」の欲もすべてゴモクじゃ。


エゴからくる慾や感情で心が曇ると、自分の力しか出せん。

そのエゴの曇りを取って、澄んだ目で見てみよ。

自分とは思えん力が出るぞ。

そのための改心ぞ、そうじぞ。


因縁ある身魂は、どうしても改心させねばならん。

改心とは、今までの考え方や価値観を一旦手放すことぞ。

新しい御代のために、新しい考え、価値観が要るぞ。

古いものを手放すから、新しいものを手にするのぞ。

今までの価値観や物差しを外さねばならんぞ。

新しい未来の人間になれねばならん。

改心が遅くなると難しくなる。

今のうちにしておかなければ、それどころでなくなるぞ。


ゴモクの落とし方を申すぞ。

ひとりの静かな時間を取り、目を閉じて、

これから申すことを想像してみよ。


心には渦のように中心と周辺部がある。

我は周辺部ぞ。

エゴからくる感情に振り回されるのは、自分の意識が周辺にあるからじゃ。

渦に飲み込まれてしまうのじゃ。


周辺部には古い考え方や価値観がある。

それが良い悪い、成功失敗、上下、優劣、損得、

すべて何かを二極に分ける物差しぞ。

人間は見えるものや起こる出来事を、この物差しですぐに判断しておろう。

日々、瞬間ごとに判断し、ゴモクは溜まりだす。


そこから離れて中心に意識を置け。

中心は、台風の目のように静かで風ひとつない。

星さえ見える。

何もないのじゃ。

何もないがすべてがあるところ


中心から周辺を静かに観察してみよ。

決して渦の中に入ってはならん。


怒りが見えるであろう。

恐れも、心配も、慾も、我よしの氣も見えるであろう。

それらは周辺にあるものじゃ。

そこに居たら中心には入れん。


エゴは中心には存在できん。

純粋な意識だけが中心に入れる。


そこは大宇宙と、神とつながるところ。

神の氣が入るところ。

光の柱となるところじゃ。


意識を常に中心に置け。

慾や感情から離れよ。

それを習慣とせよ。

毎日行え。

するとゴモクが垢を落とすように、

だんだん無くなっていくことに氣づくであろう。


今の人間は、外にばかり意識を向け、

周辺部にある慾や感情で振り回されっぱなしじゃ。

そのような人間を「眠っている」というのじゃ。

自分自身の観察者になれ。

観照者となれ。

周辺にあるゴモクを、ただ観る者となれ。


神はそなたたちの心や行いをすべて記録しておる。

お見通しじゃ。

今まで何をして、何を考え、何を隠してきたのか、

そなたたちが忘れておっても神は知っておる。

神の記録に間違いはない。


神の申すことが分からんでも従ってみよ。

初めは辛いなれど、段々分かってくるようになる。


外の国から有形、無形の方法で攻めて来て、

日本の国が丸潰れというその瞬間、

元の神の力を出して世を立て替えるぞ。

都会と呼ばれるところも昔のようになる。

人間の心も昔のようになる。

今は神が息を止めて、大峠にならんようにしているが、

それもしばらくじゃ。

今に元のようにしなければならんことになる。


富士は神の山。

いつ火を噴くか分からんぞ。

神は噴かさんつもりでも、いよいよとなれば噴火させねばならん。



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