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よひとやむみな まつりの巻 意識と声と言葉

執筆者の写真: 洋子洋子

更新日:2023年12月25日

神国の乱れは声から始まった。

声が乱れるということは、意識も言葉も乱れるということじゃ。


夜の時代になり、岩戸が閉じたことで、人間は神と途絶えた。

不安や恐れが蔓延していくにつれ、腹から声が出せんようになった。

こもった声、飾った声じゃ。

言葉には、嘘が多くなった。

飾りが多くなった。

無駄も多くなった。

今の人間は、喜びの話より心配や不満の話の方が多いであろう。

うれしい話を伝える方は本気であるが、聞いている人間の意識が乗りにくい。

ねたみが起こるからじゃ。


腹の立つことや恐れていることを話すときは、聞く方も真剣じゃ。

今の人間は、怒りや恐れに同調しやすい。

誰もが本気で話しておるであろう。


現実界の戦争や天災はみな、

人間の意識から、心から、言葉から起こった。

本来、分かっておる人間は、

意識の力が現実を作ることを知っておる。

その意識を言葉にすると、

もっと大きくなることを知っておる。

ゆえに、めったなことは考えんし、口にも出さん。


世界を裏で動かす一握りの人間たちは、そのことを知っておるのじゃ。


これから神代に近づくにつれ、意識と声と言葉が現実化する速度は早まる。

意識に責任を持てよ。

言葉に責任を持てよ。

そなたたちに起こることは、みな自分が引き寄せたのだぞ。


相手を喜ばせようとして嘘を言うな。

言葉を飾るな。

無駄な話はするな。

意識と声と言葉が一致すると、大きなエネルギーとなる。

誰でもその力を持っておる。

それは破壊の力でもあり、

創造や愛の力ともなる。


一致した人間の声は力がある。


身魂を磨かんと、破壊に力を使い、

邪気を溜め込むことに力を使うようになる。

恐れる者は、ますます気を減らし、みじめな生き方になる。

それでは神代とは言えん。

進化とは言えんであろうが。

そのような人間の世を、元に戻さねばならん道理、

分かったか。


声を聴いてみよ。その人間の心根が分かるぞ。


ボタンひとつで世界は動くぞ。

人間同士でつながって、込み入ってしまった霊線を、

人から神へと付け替えるぞ。

身魂を磨けば、自ら付け替えることが出来るのぞ。

これが真理の通る道。真通理(まつり)じゃ。

分かったか。


イエスを十字架から降ろしてやれよ。



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