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ありがとう。お疲れ様。

執筆者の写真: 洋子洋子

更新日:2021年5月29日

人生には、予想もしないことが起きる。

可愛い甥っ子が突然この世の借り物の身体を脱いだ。今日一日何も手が付かなかった。ウロウロ家の中を動き、込み上げてくる涙に抗わず泣いた。頭の中も堂々巡り。

可愛い盛りの小学生の頃から、姉は息子と暮らせない辛さの中で生きた。息子である洋平も母親と一緒に暮らしたかっただろうに。そうさせなかったあちらの家への怒りがふつふつと沸き上がり、悔しくてまた泣いた。

大人になり、真面目に働いていた。休日は一人で登山、自転車など 一人の時間を大切にしていたようだ。

いろんなものを抱え込んで、でも、いつもニコニコしてた。優しい子だった。

電話の向こうの姉は落ち着いていた。

「私が泣いたら、すぐに洋ちゃんがニコニコ笑顔で『いっつもそばにおるで』と現れてくれる。本当に洋ちゃんがそばにいてくれる」と。「洋ちゃん」私と同じ呼び方。。。


あ〜、洋平は不自由な身体を脱いで、誰の目を氣にすることなく、自由に好きなだけ大好きな母の元にいられるんだ。

今、洋平の心に本当の平安が訪れたのかもしれない。姉の息子として生まれてくれてありがとう。周りを笑顔で和ませてくれてありがとう。生きてくれてありがとう。本当にお疲れ様。

みんなが笑って楽に生きる。そんな世の中にしたい。


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