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2023.6.27の日常

執筆者の写真: 洋子洋子

更新日:2023年8月8日

幸せだなぁ〜。

窓辺から西に沈むお日様の光がさし、桜の木の葉が風に揺れるたびにキラキラ光って、カーテンがゆらゆら。家の中を吹き抜ける優しい風に、中学生の息子はブランケットを持ってきて 気持ち良さそ〜に眠り始めた。


今日は特に生産的なコトしてない。

私にとって良い時間の使い方とは、何かを生む、特にお金を生むコトに繋がる行動をした時間は、「良しよし、よう頑張った!」と外から偉そうに見ている別の自分に褒められて、安心する。生産的な時間を過ごさなかった日は、焦ったり、不安になったりする。

生まれてこの方、ず〜っと前のめりに唯一の安心は、お金を沢山持つコトと信じて生きてきたような氣がする。その為に、頑張ってきたような氣がする。


2年前から福知山の実家と大阪の二拠点生活、元ダンナと離れて4年経った。勤め人やめて3年。世間一般のレールから外れた。物事を見る視点が変わった、視野が広がったのか?

なんの世話もしていないのに山には茶畑が広がっていたり、山椒が実ったり、梅が実ったり、畑さえあれば、贅沢さえしなければ、生きてゆける。しかも豊かに。大阪でも生きている。穏やかに、部屋から見る木漏れ日の美しさに喜びを感じながら。息子が元気に成長してくれて、そばにいてくれる幸せを感じながら。


そんなにお金って必要なかったのかもしれない。そんなにお金を使ってモノを得る必要なかったのかもしれない。そんなにお金を使って教育を受ける必要ある?そんなにお金を使って医療を受ける必要ないのかもしれない。そんなにお金使って家作る必要あったんだろうか?そんなにお金を使って良いレストランで食事をする必要性って???そんなにお金使って海外旅行に行く意味は???

なんかなんか自分のステータスを上げるためにお金を必要とするレールに乗っかって、ラットレースをさせられていた?

そう、そうなんだよ。


もう、十分過ぎるくらい持っている。こうして、今、住む家があって、冷蔵庫には食材があって、料理を楽しめる。福知山の実家には優しい90の母がいつも私の帰りを待っていてくれる。息子が健やかに成長する姿をそばで見守れている。これ以上ない幸せを今、私は持っている。

この幸せをかみしめ、感謝の念が溢れるこの時間が「良い時間」の使い方なのね。ラットレースを半世紀以上してきた私にとって、まだ慣れないけど、ゆっくり焦らず、この豊かな時間を慈しみ、大切にして生きてゆきたいと思う。

ありがとうございます。



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